【無料】ビデオ編集講座(その1)
自分で挑戦!DVD作成講座(フリーソフト編)。
みなさん、こんにちは。福岡ダビングセンター代表の野田です。
福岡ダビングセンターでは、全国の皆様から、大切な映像が入ったビデオテープをお預かりし、DVDやブルーレイにダビングしてお返しするサービスを10年以上行っております。
お持ちのビデオデッキが故障し、新しいものも家電店で買うことはできなくなっているため、結婚式やお子様の成長記録など、撮りためた大切なビデオテープを見ることができなくなっています。このまま置いておくとどんどん劣化が進んでしまうということで、多くのご家庭から、私どもにダビングを依頼いただいております。
DVDやブルーレイにすることで、なつかしい映像を家族で再び見ることができ、劣化が防げるということで、皆様大変喜んでおられます。
ただ、映像の中には、要らないものも含まれているので、できればその部分はカットしたいが、自分でできるだろうか?と聞かれることも多くあります。
DVDが書き込めるパソコンと、ビデオ編集用のソフトをお持ちであればできますとお答えしていますが、独力でできる方は多くはおられません。ほとんどの方は、そのままあきらめておられるのではないかと推測しています。
大切な映像だけに、自分で思い通りのDVDが作成できたら、その喜びはひとしおでしょう。その喜びに少しでも貢献できたらと思い、「自分で挑戦!DVD作成講座」を制作し、広く公開いたしました。どなたでも、この講座を学ぶことにより、思い通りのDVDが作成できるようになると確信しています。
「自分で挑戦!DVD作成講座」は、フリーソフト編と有料ソフト編の2つがあります。
カットしたり、つないだりすることが手軽にできればよいという方は、フリーソフトで十分クオリティーの高いDVDを作ることができます。チャプタを設定したり、つなぎ目の映像に切り替え効果をつけたり、メニューをきめ細かく作成したりなど、より本格的なDVDを作成したい方は、有料ソフトを使ってプロ並みのDVDの作成に挑戦していただくことができます。
講座に入る前に確認いただきたいことがあります。
まず、お持ちのパソコンはWindows7以降に購入されたものでしょうか。WindowsXPやVistaの場合、性能的に少々不足するかもしれません。また、この講座はWindowsを前提にしており、Macについては触れておりません。
次に、パソコンのDVD装置は、DVDへの書き込みができるタイプでしょうか。書き込みができないと、せっかく映像を編集してもDVDが作成できません。その場合は、外付けDVDドライブを買わなければいけなくなります。
パソコンのDVDトレイを見てください。書き込みができるタイプの場合は、DVD MULTIまたは、DVD R/RWといったロゴマークが付いています。
→ ○
DVD ROMと書かれている場合は再生だけで書き込みはできません。
→ ×
ダウンロード&インストール
それではフリーソフト編の講座に入ります。
今回使うフリーソフトは“Freemake Video Converter”というソフトです。無償ながら、高機能で大変わかりやすく、パソコンがあまり得意でない方でも容易に編集ができます。
まずは、ソフトをパソコンにインストールしなければなりません。
そのために、開発会社のサイトからダウンロードしてきます。
ブラウザを起動して、インターネット画面を出します。
GoogleでもYahooでもいいので、“Freemake video converter”のキーワードで検索します。
“Freemake Video Converter“のタイトルのページを開きます。
Freemake Video Converterの「今すぐダウンロード」をクリックします。
実行または保存しますか?と聞いてくるので、「保存」をクリックし、ダウンロードが終わったら、「実行」をクリックします。
インストール中に利用する言語を選択するよう聞いてくるので、「日本語」を選択して、OKをクリックします。
セットアップウィザードの開始画面が表示されるので、「次へ」をクリックします。
Delta Toolbarをインストールするか聞いてきます。
ここではインストールしないので、カスタムインストールにチェックを付けます。
Deltaツールバーをインストールのチェックをはずします。
そうすると、残りのチェックもはずれます。「次へ」をクリックします。
TuneUp Utilities 2013をインストールするか聞いてきます。
ここではインストールしないので、チェックをはずします。
「次へ」をクリックします。
フルインストールにチェックが付いたまま、「次へ」をクリックします。
ダウンロードに続き、インストールが始まります。
セットアップウィザードの完了画面が表示されます。
「完了」をクリックします。
Freemake Video Converterが起動します。
これで、ソフトの準備ができました。
それでは、これから実践的な講座に入っていきます。
思い通りのDVDを作成するためには、元になる動画が必要です。
この講座では、標準のDVDを元にする場合と、高画質のDV-AVI形式の動画を元にする場合の2通りについて説明していきます。
元になる動画がビデオテープに録画されていて、見ることもできない状態でしたら、福岡ダビングセンターでDVDまたは、DV-AVI形式の動画データに変換いたします。
元になる動画の準備ができたら、デスクトップのFreemake Video Converterのアイコンをダブルクリックして起動します。
上の方に、ビデオ、オーディオ、DVDとボタンが並んでいます。
これは、元になる素材の種類を選ぶボタンです。
下の方には、AVI、WMVとボタンが並んでいます。
これは、編集後のデータの種類を選ぶボタンです。